『角度の問題 Part4』解答


◆静岡県 村松 芳子 さんからの解答。

点AからCBに平行線を引き円との交点をEとし、E、Bを結ぶ。
△ACB≡△ABE、四角形ACBEは長方形となる。

BD=1とするとAD=3

三平方の定理よりAB=となる。

また△ABCでも三平方の定理を使って、

BC=、AC=2

ADとBEの交点をFとする。

△AEF∽△BDF(対頂角が等しく、もう一つの角は直角だから)

ここでEF=a、FD=b、AF=c、FB=dとすると

AE/BD=a/b=c/d=/1

またa+d=2,c+b=3

これらを解くと
b=1,c=2,a=、d=を得る。

すなわち
△AEFにおいてAE=EF、∠AEB=∠R

∴∠EAF=45°

∴∠CAD=∠Rー45°=45°
(終わり)


◆宮城県 アンパンマン さんからの解答。

∠CAD
=Arctan(1/2)+Arctan(1/3)
=Arctan(1)
=45度


◆東京都 小室 英正 さんからの解答。

円の中心をOとし、2点C、Dから線分ABにおろした垂線の足を、それぞれE、Fとする。

△ACB∽△CEB∽△AEC、
AC:BC=2:1より、
 EB:EC:EA=1:2:4

また、△ADB∽△DFB∽△AFD、
AD:BD=3:1より、
 FB:FD:FA=1:3:9

ここで、BF=(1)とおく。

すると、△OECにおいて、
(AB(直径)=(10)より、半径=(5)に気をつければ)

OE=(3)、EC=(4)、CO=(5)

また、△DFOにおいて、
DF=(3)、FO=(4)、OD=(5)

よって、△OEC≡△DFO

したがって、

∠COD
=∠COE+∠FOD
=∠COE+∠ECO
=90°

∠OAC=∠OCA=×、
∠OAD=∠ODA=△とすれば、
外角の定理より∠COD=××△△

よって、

∠CAD
=×△
=∠COD÷2
=45°


◆海外 nymc さんからの解答。

「解答1」

直角三角形ABCにおいて

AB2
= AC2 + BC2
= (2BC)2 + BC2
= 5BC2

また直角三角形ABDにおいて

AB2
= AD2 + BD2
= (3BD)2 + BD2
= 10BD2

よって、5BC2 = 10BD2 より、

BC = *BD

ACを2等分する点をM、ADを3等分する点のうちDに近い方をNとすると、

AM = BC、

BN
= *BD [三角形BCMは直角二等辺三角形]
= BC

よって
AM = BN

AN = 2BD、

BM
= *BC [三角形BDNは直角二等辺三角形]
=*(*BD)
= 2BD

よってAN = BM

四角形AMBNにおいて二組の対辺が等しいので四角形AMBNは平行四辺形。

したがって
∠CAD = ∠CMB [平行線の同位角] = 45度。

「解答2」

円の中心をO、ACを2等分する点をM、MからABへの垂線の足をHとすると、
∠AMO = 90度となることから、
△ABC、△AMH、△OMHは相似三角形。

したがって
AH = 2MH = 2(2OH) = 4OH

直角三角形BMHにおいて、
BH
= BO + OH
= AO + OH
= (AH + OH) + OH
= 6OH
= 3MH

直角をはさむ辺の比が等しいので(1:3)、
直角三角形BMHと直角三角形ABDは相似三角形。
よって∠MBH = ∠BAD.

錯角が等しいのでBMとADは平行。

したがって
∠CAD
= ∠CMB [平行線の同位角、三角形BCMは直角二等辺三角形]
= 45度。


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