◆東京都の高校生 もやし さんからの解答。
他にもnの値はあるかもしれませんが、とりあえず1つは出せました。
n3+3n2+2n+7=(n+1)3+6−n
より、6−n=0のときに与式は立方数となる。
∴n=6
他に値があるのかないのか、どちらも証明できてませんが…
◆大阪府 電電虫 さんからの解答。
| n3+3n2+2n+7=n3+3(n+ | 1 3 |
)2+ | 20 3 |
>n3 |
◆広島県 清川 育男 さんからの解答。
N3+3N2+2N+7=M3 とする。
M3-N3=3N2+2N+7
(M-N)(M2+MN+N2)=3N2+2N+7
M>N,3N2+2N+7≧M2+MN+N2
M2+NM-2N2-2N-7≦0
| N<M≦ | -N+sqrt(9N2+8N+28) 2 |
◆東京都の高校生 shima さんからの解答。
nは自然数なので、
n3+3n2+2n+7≧13+3×12+2×1+7=13
これが立方数になるので、
23=8<13<33=27より、
n3+3n2+2n+7=A3(Aは3以上の整数)とおくと、
n3+3n2+2n+7=A3
⇔(n+1)3−n+6=A3
⇔6−n=A3−(n+1)3
⇔6−n=(A−(n+1))(A2+A(n+1)+(n+1)2)
ここで、
A2+A(n+1)+(n+1)2≧32+3×(1+1)+(1+1)2=17≧0
A3=n3+3n2+2n+7>n3より、
A>n⇔A−(n+1)≧0より、
(A−(n+1))(A2+A(n+1)+(n+1)2)≧0
よって、6−n≧0
また、n≧1より、6−n≦5であるから0≦6−n≦5であるが
A−(n+1)>0とすると、A−(n+1)≧1であるから
(A−(n+1))(A2+A(n+1)+(n+1)2)≧1×17=17
となり0≦6−n≦5に矛盾する。
よって、A−(n+1)=0
つまり、6−n=(A−(n+1))(A2+A(n+1)+(n+1)2)=0
よって、n=6
このとき、63+3×62+2×6+7=343=73となり条件を満たすので、
求める答えはn=6 □
【コメント】
(nの二次式)=(平方数)となる自然数nを求めるのと同じようにやりました。
2次式のときは移項して(定数)=(1次式)2−(1次式)2にして因数分解をするのが常套手段です
が、3次式のときは左辺が定数にならないことがあります。
この場合がそうなのですが左辺が1次式になるようにしたところうまく条件を絞れたので案外すんなりとできました。