◆静岡県 ヨッシーさんからの解答。
【問題1】
1,3,6,9 →(1,3)→ なし 3分 6,9 ←(1)← 1,3 1分 1,6,9 →(6,9)→ 3 9分 1 ←(3)← 3,6,9 3分 1,3 →(1,3)→ 6,9 3分
の19分
【問題2】
最短手順として、 <手順1>(時間のかかる2台を同時に運ぶ) a,b,c,d →(a,b)→ なし b分 c,d ←(a)← a,b a分 a,c,d →(c,d)→ b d分 a ←(b)← b,c,d b分 a,b →(a,b)→ c,d b分a+c>2b ならば<手順1>(a+3b+d)分が最短。
の(a+3b+d)分 <手順2>(時間最短の1台を往復させる) a,b,c,d →(a,b)→ なし b分 c,d ←(a)← a,b a分 a,c,d →(a,c)→ b c分 d ←(a)← a,b,c a分 a,d →(a,d)→ b,c d分 の(2a+b+c+d)分が考えられる。
a+c<2b ならば<手順2>(2a+b+c+d)分が最短。
a+c=2b ならばどちらでもよい。
(a+3b+d)=(2a+b+c+d)分 が最短。
【問題3】
2,7,9,11,14,15 →(2,7)→ なし 7分 9,11,14,15 ←(2)← 2,7 2分 2,9,11,14,15 →(14,15)→ 7 15分 2,9,11 ←(7)← 7,14,15 7分 2,7,9,11 →(2,7)→ 14,15 7分 9,11 ←(2)← 2,7,14,15 2分 2,9,11 →(2,9)→ 7,14,15 9分 11 ←(2)← 2,7,9,14,15 2分 2,11 →(2,11)→ 7,9,14,15 11分 の62分(考え方)
まず、[2,7,14,15]で【問題2】の結果を適用する。
2+14>2×7 より<手順1>を実行。
次に、[2,7,9,11]について【問題2】の結果を適用する。
2+9<2×7 より<手順2>を実行。
【コメント】
みごと正解です。
【問題4】は、求め方の手順を示していただければOKです。
a2m+1+a1>2a2となるmの最小値をiとして、
必要な時間をnとiとa1、a2、・・・a2nの式で表してください。
◆石川県 Takashiさんからの解答。
【問題2】
今 a<b<c<d だから、所要時間を最短にするにはなるべく速い船を往復の帰りに使うと良い。
さらになるべく遅い船が負担にならない様に、遅い船同士をいっしょに運びたい。
したがって、下の表のように運ぶのが最短時間で運び終わる方法である。
1回目 | 2回目 | 3回目 | |
行き | aとb | cとd | aとb |
帰り | aかb | bかa |
【問題4】
前問を参考にすると、まず一番速い1番と2番で行き、どちらかをおいて帰ってくる。
次に一番遅いほうから2隻で行き、先ほどおいてきた速い船で帰ってくる。
次はまた1番と2番で行く。
これを繰り返すのが最も速い船の運び方になる。
よってそのときの所要時間 Tは、
1往復 1往復 1往復 1往復 1往復 片道 ┏━━━━━┓┏━━━━━┓┏━━━━━┓┏━━━━━━┓ ┏━━━━━┓┏━━ T=a(2)+a(1)+a(2n)+a(2)+a(2)+a(1)+a(2n-2)+a(2)+・・・・a(2)+a(1)+a(4) ┗━━━━━━┛ ┃ 逆でも良い 必ず(1)
= n
Σ
j=2{2a(2)+a(1)+a(2j)}−a(2)
=(2n−3)a(2)+(n−1)a(1)+ n
Σ
j=2a(2j)
【コメント】
問題2は正解です。
問題4については、作戦が少し偏っているので、特殊な場合しかこの式は成り立ちません。
全て1番を利用する場合と、1番を除いた2隻で渡る場合を少し検討してください。
◆石川県 Takashiさんからの解答。
【4】a1からa2nの船を対岸に運ぶのに必要な手数をF(n)【n:自然数】、
a1,a2,a2n-1,a2nの4隻を用いてa2n-1,a2nの2隻を運ぶのに必要な手数をG(n)とする。【n>1】
F(1)=1、F(n)=G(n)+F(n-1)【n>1】
F(n)=1+ | n Σ j=2 | G(j) |
<T>2a2−a1>a2m-1、2≦m≦n を満たす m が存在するとき最大のmをsとする。
【2≦s≦n】
≪1≫s<nのとき
G(j)=2a1+a2j-1+a2j 【2≦j≦s】
G(j)=a1+2a2+a2j 【s< j≦n】
よって
F(s)
=1+ | s Σ j=2 | {2a1+a2j-1+a2j} |
=1+2a1(s−1)+ | 2s Σ j=3 | aj |
F(n)
=F(s)+ | n Σ j=s+1 | {a1+2a2+a2j} |
=1+a1(n+s−2)+2a2(n−s)+ | 2s Σ j=3 | aj | + | n Σ j=s+1 | a2j |
≪2≫s=nのとき、
F(n)=1+2a1(s−1)+ | 2n Σ j=3 | aj |
<U>2a2−a1<a(3)のとき
G(j)=a1+2a2+a2j【2≦j≦n】
F(n)
=1+ | n Σ j=2 | {a1+2a2+a2j} |
=1+{a1+2a2}(n−1)+ | n Σ j=2 | a2j |
【コメント】
99%正解です。
いろいろ実験したのですが、F(n)=1+・・・の式の1をa2に変えると正しくなります。
なぜかを指摘してください。
このままでは例えば問題1の場合も成立しません。
◆石川県 Takashiさんからの解答。
a1からa2nまでの船を運ぶのに必要な時間をF(n)と定義したので、当然
F(1)=a2です。失礼しました。
【コメント】
ということでついに100%の正解です。
前回の解答の1をa2に置き換えて読んでください。
それにしても鮮やかな解答ですね。
ついに川渡り問題も陥落しました。
◆新潟県の中学校2年生 紅月繭祈 さんからの解答。
【問題1】
Aを1分 Bを3分 Cを6分 Dを9分として
AとBで行きAで帰る(3+1で4分)
CとDで行きBで帰る(9+3で12分)
AとBで行く (4+12+3で19分)
最短19分
◆愛知県の中学校3年生 ユリ さんからの解答。
【問題1】
AとBで反対側へ行き、Aで帰ってくる。
そこで、4分かかる。
つぎに、CとDで行き、Bで帰ってくる。
そこで、12分かかる。
最後に、AとBで反対側へ行く。
そこで、3分かかる。
合計で19分で行くことが出来る。
頭が痛くなった・・・。
でも、おもしろい!!(^○^)