『中学生からの挑戦状Part27』解答


◆広島県の高校生 渡部 英治 さんからの解答。

【問題1】

音焦点Fとx軸について対称な所にF’をとり、x軸に平行な線をひく…(1)
また、(1,0)を通りy軸と平行な線をひく…(2)

それぞれの交点を(1,-f)とおく。

まず、(0,f)と(1,-f)を結ぶ直線の式を求める。
(傾き)= (yの増加量)
(xの増加量)
より
(傾き)=- 2f
より
Y=-2fX+f…(3)

このとき、求めたい式((4)とする)は、(3)を垂直に二等分する。

(3)式の中点は、(
,0)であり、垂直に交わるので、
求めたい式(4)は、Y=
2f
X+b…(4)と置ける。

また、(4)式は(1,1)を通る。
よって、(
,0),(1,1)を代入して、連立すると、
f=
,b=-1 が求まる。

よって、 Y=2X−1

【問題2】

問題1より、f=
なので、(0,

【問題3】

放物線と接する直線(5)式が、(c,ac2)で接するとする。
(ただし、c≠0)

このとき、(3)式を書き直すと、Y=- 2f
X+fとなる。
(5)式を書き直すと、Y=
2f
X+d…(5)

また、(5)式は、(3)式を(
2c
,0)で垂直に二等分し、
(c,ac2)で接するので、
0=
2f

+dより、
d=- 2
4f
…(6)

よって、(5)式は、ac2
2f
・c+d
ac2 2
2f
- 2
4f

c≠0より、c2≠0なので、f=
4a
となる。

また、c=0のとき、接線は、x軸となり、Y=0となり、音焦点fは定まらない。

【感想】

この問題を解く際、物理で使用する、フェルマーの原理を参考にしたため、正攻法とは、いえないかも知れません(^^;)
そもそも、パラボナアンテナは、中学数学の内容なのか、疑問です(笑


◆大阪府 電電虫 さんからの解答。

【問題1】

接線が(1,1)を通ることから
y=ax+1-aとして

y=x2に接するので

y=x2,y=ax+1-a

が重解を持つという条件から求めて
y=2x-1

【問題2】

(音焦点を求めるだけなら)
接線とx軸のなす角が特殊な場合を考える
60°の時を考える

このとき接線の傾きはとなるので
y=x+fとして
y=x2に接するので

y=x2
y=x+f

が重解を持つという条件から求めて
接点は(
2
3
4
)となり

音焦点と接点を結ぶ直線とx軸とのなす角は、図形から考えて30°になり、なす角と接点から音焦点と接点を結ぶ直線は
y= 1
x+1
4

よって音焦点は(0, 1
4
)

【問題3】

問題2の方法と同様にして
接線の傾きがになるとき
接点は(
2a
3
4a
)となり

音焦点と接点を結ぶ直線とx軸とのなす角は、図形から考えて30°になり、なす角と接点から音焦点と接点を結ぶ直線は

y= 1
x+1
4a
よって音焦点は(0, 1
4a
)

解答は以上です。

本来は任意の点での音焦点が一致することを言わなければなりませんが、中学数学までの解法ではこれしか思い浮かびませんでした…
高校数学までなら複素平面や1次変換が使えるのですがね。
誰か中学数学での一般の解法をよろしくお願いします。m(__)m


◆東京都の中学校3年生 加俊 さんからの解答。

【問題1】

y=x2 における、 点A(1,1) の接線を y=ax+b とおく。(1)
(1)の式に点Aを代入すると、 a+b=1 (2)

ところで、 y=x2 と (1)の式を連立し、移項すると
x2-ax-b=0 となる。

これを解くと、 x= a±√(a2+4b)
2

ここで、接線だから、xの解は一個である。
よって√の中身は0にならなければならない。

a2+4b=0 (3)

さて、(2)と(3)を連立すると、
(2)より b=1-a だから、(3)に代入し、
a2-4a+4 = 0

(a-2)2=0 と因数分解できるので、 a=2

以上より b=-1 とわかる。

答.y=2x-1 …(4)

【問題2】

さて、音焦点Fを求めるには、反射させるために、(4)の直交式を求める必要がある。

その式を y=cx+d とすると、直交条件より、
2c=-1 だから、 c=- 1
2
点Aを代入すると、 d= 3
2
より、点Aにおける(4)の直交式は、 y=- 1
2
x+ 3
2
 (5)

ところで、(4)と(5)のy軸との交点をB、Cとすると、
△ABCは∠A=90°の直角三角形とわかる。(6)

さらに、点Aを通るy軸に平行な線を引き、x軸側でない方の点をDとする。
また、音焦点をFとすると、

反射の条件より∠DAC=∠FAC
錯角より∠DAC=∠FCA
よって∠FAC=∠FCAとわかる。(7)

ここで、(6)、(7)より点Fは、△ABCの外心とわかる。
つまり、点Fは点Bと点Cの中心である。

点B(0,-1)、点C(0, 3
2
)
の中心は、( 3
2
-1)/2= 1
4
答.F(0, 1
4
)

【問題3】

y=ax2 における、点(p,ap2)の接線を求めると、
同様にして、y=2apx-ap2 (1)

これより切片Bは、-ap2 とわかる。

さらに、(1)の直交式を求めると、
y=- 1
2ap
x+ 1
2a
+ap2 (2)

だから、切片Cは 1
2a
+ap2

BとCの中心が、fだから、

f=( 1
2a
+ap2-ap2)/2 = 1
2a
/2=1
4a
答. 1
4a


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