『南極探検』

『南極探検』解答


◆広島県 清川 育男さんからの解答。

【問題1】

1)3リットル。まず1km先の保存タンクに1リットル蓄えて、引き返す。
2)3リットル。1km先まで行き、1リットル補充する。3リットルあるので3km進める。
6リットルで4km進める。

【問題2】

1km先の保存タンクに1リットル蓄えるのに、3リットル必要。
2km先の保存タンクに1リットル蓄えるのに、9リットル必要。
1km進むごとに1リットル補充して進む。

3+3+9=15。
5km進むのに15リットル必要。(6+9=15)

【問題3】

1km先の保存タンクに蓄えるのに、3リットル。
2km先の保存タンクに蓄えるのに、9リットル。
3km先の保存タンクに蓄えるのに、27リットル。
1km進むごとに1リットル補充して進む。

3+3+9+27=42。
6km進むのに42リットル必要。(15+27=42)

【問題4】

1km    >>> 1リットル
2km    >>> 2リットル
3km    >>> 3リットル
4km    >>> 6リットル
N≧5km >>>
6+ 9×(3N-4−1)
―――――――――
N-2+3
――――――

これでは基地に戻れません。


【コメント】

 問題1〜4とも正解です。
別解として、
nkm先までに最小限必要な燃料をanとして、
nの漸化式を作る方法もあります。

この方法は往復する場合にも使えます。
1kmの地点にan-1の燃料があればよいわけですから。


◆神奈川県 今村 義彦さんからの解答。

問題[1][2][3][4]は既に解答が出ているので、省略する。

n(km)の地点にたどり着くために必要な燃料をS(n)とする。
これは、最終的にn(km)の地点についたときに、完全に燃料を消費していることを仮定している。

問題[5]では往復するための燃料の計算であるから、ゴール(n(km))地点で燃料を完全に消費してしまってはいけない。
そのためには、たとえば(n−2)km地点までの往路は燃料を補給して、残り2kmの往路を無補給で走行してn(km)の地点までいき、そこから残り1literを消費して(n−1)kmまで復路として引き返す。
(n−1)kmからスタート地点までの復路は、燃料を補給しながらスタート地点まで戻り、その時点では燃料を消費してしまっているというシナリオで考えればよい。

さて、上記の方法で計算すると、往路は1literの燃料を残すことになるので、S(n+1)の燃料を必要とする。
復路は、(n−1)kmからスタート地点まで引き返してくるわけであるが、方向を逆に考えても等価である。
つまり、スタート地点から(n−1)kmまでにたどり着ければよい。
この場合、必要な燃料はS(n+2)−3である。

往復では、

 S(n+1) + S(n+2) −3
n-1+3
―――――――
n+3
――――――
−3
=2×3n-1

となる。

解答 2×3n-1リットル


【コメント】

 みごと正解です。
この燃料が最小であることの証明も容易にできますね。


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