『整数問題一発勝負 Part2』解答


◆広島県 清川 育男 さんからの解答。

【問題2】

毎日仕事をしたとあるので、3人で1日で準備が終わったことはないとする。
また公平にn人が同じ日数働いたとする。

n3/3≧n2
n≧7

7人に背番号1〜7をつける。

例えば
1)(1,2,3)
2)(1,4,5)
3)(1,6,7)
4)(2,4,6)
5)(2,5,7)
6)(3,4,7)
7)(3,5,6)

題意を満たしていることがわかる。
7日間準備して、どの一人も3日働いたことになる。


◆広島県 清川 育男 さんからの解答。

【問題1】

(1)

5個の整数を3で割るとその剰余は0,1,2の3種類となる。

5+3-1575=21

5個の整数の組み合わせは3の剰余で分類すると、21通りある。
21通りの場合において適当に3個選べばその和は3で割り切れことが示せる。

1)0+0+0=0≡0 (mod 3)
2)0+1+2=3≡0 (mod 3)
3)1+1+1=3≡0 (mod 3)
4)2+2+2=6≡0 (mod 3)

(2)

11個の整数を6で割るとその剰余は
0,1,2,3,4,5の6種類となる。

6+11-111165=4368

11個の整数の組み合わせは6の剰余で分類すると、4368通りである。
4368通りの場合において適当に6個選べばその和は6で割り切れることが示せる。

0,6,12,18,24,30≡0 (mod 6)

(3)

連続する10個の整数を5で割るとその剰余は
0,1,2,3,4の5種類となる。
またその5種類が2個ずつある。

したがって、

0+1+2+3+4=10≡0 (mod 5)

5=32

32通りある。

(4)

20の約数は1,2,4,5,10,20の6種類である。
これらの6種類の整数が20個ある。

 6+20-120
2520
255
=53130

53130通りの場合がある。

すべての場合において1が20個から20が1個まで、1,2,4,5,10,20を適当に足すことでその和を20にすることが示せる。

【問題3】


―――――
(n,r)
=p


―――――
(n,s)
=q
とおく。

(p,q)=1、n=p×(n,r)、n=q×(n,s)であるから、

p×(n,r)=q×(n,s)、


―――
(n,s)
―――――
(n,r)

p=(n,s)、q=(n,r)、(n,r+s)=1であるから、

n(n,r+s)=(n,r)(n,s)である。


◆三重県 久保田 尚 さんからの解答。

きちんとした証明はできないので自己流でやってみます。

【問題1】

(1)

それぞれの整数を3で割ったときの余りを考えると、0,1,2の3種類になる。

・5つのうち同じ種類が3つあれば3で割り切れる

・その他の組み合わせとしては

 0,0,1,1,2
 0,1,1,2,2
 0,0,1,2,2

の3通りしかないが、どの場合も0,1,2の組み合わせが3で割り切れる。

よってうまく3つ選べば必ず3で割り切れる。

(3)

連続する10個の整数を5で割ると、
余りが0,1,2,3,4の5種類(各2個ずつ)になる。
このうち合計が5の倍数になる組み合わせを考えると

・合計が15の場合
 4,4,3,3,1  → 2通り(1が2つあるので)
 4,4,3,2,2  → 2通り

・合計が10の場合
 0,1,2,3,4  → 25=32通り
 4,4,1,1,0  → 2通り
 4,4,2,0,0  → 2通り
 3,3,4,0,0  → 2通り
 3,3,2,2,0  → 2通り
 3,3,2,1,1  → 2通り 

・合計が5の場合
 2,2,1,0,0  → 2通り
 1,1,3,0,0  → 2通り

となり、合計50通りになる。


◆東京都 しんちー さんからの解答。

【問題3】

問題3は清川さんの解答で,
p
――
q
= (n,s)
―――――
(n,r)
から p=(n,s),q=(n,r)

とありますがこれには反例があります.

n=60,r=10,s=12とおくと

(n,r)=10,(n,s)=12,p=6,q=5

となります.


n
――――
(n,r)
=p および n
――――
(n,s)
=q
とおく。

題意より
(p,q)=1 ...(1)

すると
n = p(n,r) = q(n,s) および (1) から
(n,s)=p×t ...(2)

および

(n,r)=q×t ...(3)とおける。

なお、 n=pqt ...(4)である。

さらに
r
――――
(n,r)
=u , s
――――
(n,s)
=v
とおくと

r=u(n,r) ...(5)
s=v(n,s) ...(6)
(p,u)=1 ...(7)
(q,v)=1 ...(8)である。

以下で示すのは
(n,r+s) = (n,r)(n,s)
――――――
n
...(*)
である。

まず、(*)の右辺 G は自然数であることを示す。
実際 (2)-(4) より

G = pt×qt/pqt = t である。

(2)-(6) より

n=pqt,
r+s=u(n,r)+v(n,s)=uqt+vpt

であるから G、すなわち t は
n と r+s の公約数であり、

以下に示すように
n
――
G
r+s
―――
G
は互いに素である。 ...(#)

実際
n
――
G
= n
――
t
= pq

r+s
―――
G
= uqt+vpt
―――――
t
= uq + vp
でこれらが公約数を持つとする。

とくに素数の公約数 c を考えると (1) より c はp か q の約数である。

仮に p の約数であるとすると

c | uq+vp, c | vp であるから

c | uq であることがわかるが、

(7) より c | q となり (1) に矛盾する。

同様に c が q の約数であるとすると (8) に矛盾することがわかる。

(#) より (*) が成り立つ、すなわち

n(n,r+s)=(n,r)(n,s)

が成り立つ。q.e.d.

感想:ちょっと無駄が多いかもしれません。
代数の演習本の載っていそうな感じですね。


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