『N個の整数』

『N個の整数』解答


◆広島県 清川 育男 さんからの解答。

条件を満たすN個の正整数の中には、2、3が含まれるというのが必要条件だと思います。
この問題の核心部分だと思いますが、直観的には解るのですが証明出来ません。

3個の場合(2,3,5)

4個の場合(2,3,7,41)、
     (2,3,11,13)

5個の場合(2,3,7,83,85)、
     (2,3,11,17,59)
方程式ないしは不定方程式で求めることが出来ると思います。
6個以上はないように思います。証明なしでごめんなさい。


◆広島県 清川 育男 さんからの解答。

訂正します。
6個の場合 (2,3,7,53,271,799)
ありました。

追加

2,3以外の正整数の必要条件

X≡1 (mod 6) または X≡-1 (mod 6)
のようです


◆埼玉県 \aleph_0 さんからのコメント。

与えられた条件を満たす正の整数の有限列はGiuga数列と呼ばれています。
無限に多くのGiuga数列が存在することが知られています。[1]

ちなみに、元々のGiugaの問題は、nが素数ならば、Fermatの定理より

(1.1) 1n−1+2n−1+...+(n−1)n−1≡−1 (mod n)
となることに注目し、この逆が成立するかというものです。
現在のところ、(1.1)を満たす合成数は発見されていませんが、
合成数が(1.1)を満たすためには、Carmichael数かつGiuga数であることが必要十分です。

ただし、Carmichael数とは、
0<a<n, (a,n)=1であるすべての整数aに対して
an−1≡1 (mod n)が成立する合成数nであり、
Giuga数とは、その素因数がGiuga数列になる平方因数を持たない合成数です。
このGiugaの予想とも関連して、Giuga数列はれっきとした研究対象になっています。

References

  1. Giuga Sequence (http://mathworld.wolfram.com/GiugaSequence.html)
  2. Borwein, D.; Borwein, J. M.; Borwein, P. B.; and Girgensohn, R. ``Giuga's Conjecture on Primality.'' Amer. Math. Monthly 103, 40-50, 1996.


◆出題者の 安里歩安彼 さんからのコメント。

コメント、ありがとうございました。
giuga数などのことは僕も知りませんでした。
ちなみに、この問題の出典は本年度のJMO本選です。

いちおう、証明の簡単な方針だけ述べておくと、

★2以上の任意の自然数nに関して、次を満たすp1,p2…,pnが存在する。

1〜nまでの任意の数iに対して、
1〜pnからpiをのぞいたものをすべて掛け合わせたものを、
iで割った余りが−1。

このことを帰納法を使って示した上で、命題を示すということです。


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