◆広島県 清川 育男さんからの解答。
第1問の答え
左の道が正しい登山道ですかと聞かれたら、あなたは「はい」と答えますか。
「はい」のとき、左の道。「いいえ」のとき、右の道。
【コメント】
相手がもし正直者なら問題なし。
相手がもし嘘つきで、左が正しい道だとします。
「左の道が正しい登山道ですか」と聞かれたら嘘をつき「いいえ」と答えるはずですから、「はいと答えますか」という質問に対しては正しい答えは「いいえ」。
したがって嘘をつき、「はい」と答えるはずです。
いずれにしても「はい」と答えれば、左が正しい道だと分かるわけですね。
なんともうまい質問ですね。
実は、これ以外にも何通りかの質問があります。
また考えてみてください。
◆広島県 清川 育男さんからの解答。
第2問の答え
同じ質問を2人にする。
「あなたが、苑 時太さんならば、正しい道は左の道ですね」と。
この質問に対して、ウソをついた事になるのは、相手が、苑 時太さんでかつ、正しい道が右の道の場合となります。
仮に正しい道は、左の道とする。
相手が正 直太さんの場合、苑 時太さんではないが、正しい道は左の道なので、「はい」と、答える。
相手が嘘 月男さんの場合、常にウソをつくのでこの質問には答えられない。
じたんだ踏むだけ。
答えないので次の人に質問する。
答えないので質問したことにはならないとする。
相手が苑 時太さんの場合、本当の事を答える場合は、「はい」と答える。
ウソの事を答える場合は、「いいえ」と答える。
答えが一致した場合は、左の道を選ぶ。
不一致の場合は、右の道を選ぶ。
以上です。
この解答はルール違反ですか。
【コメント】
これは本当に面白い解答ですね。
思わずじたんだを踏んでいる、嘘 月男を想像してしまいました。
ただ正 直太の解答に問題があると思います。
「あなたが、苑 時太さんならば、正しい道は左の道ですね」という質問に対しては、苑 時太であるという仮定が
満たされていませんから、結論が何であっても結果は「真」。
したがって嘘をつくことにならないので、正 直太さんは好きな答えを言う事ができることになってしまいます。
(ひょっとしたら悩んでじたんだを踏むかもしれませんが(^_^;)
同じ理由で、嘘 月男は嘘をつけませんから、じたんだを踏むのはうなずけます。
そこで質問を「あなたが、苑 時太さんまたは、正しい道は左の道ですね」に修正したとしましょう。
すると嘘 月男さんの正直な答えは「はい」のはずですから「いいえ」と答えることができてしまいます。
◆広島県 清川 育男さんからの解答。
問題2
仮に正しい道は左の道とする。
(質問1)
命題「あなたは正 直太さんかまたは苑 時太さんですね。」。
否定命題「あなたは嘘 月男さんですね。」。
質問相手が
イ) 正 直太の場合 「はい」。
ロ) 嘘 月男の場合 「はい」。
ハ) 苑 時太(正しい事を言う)場合 「はい」。
ニ) 苑 時太(嘘の事を言う)場合 「いいえ」。
i)答えが「いいえ」の場合、相手は苑 時太(嘘のことを言う)さんだけしかいない。
残りの2人は、正 直太さんと嘘 月男さん。
この場合、(質問2)は「問題1の質問」で正しい道がわかる。
ii)答えが「はい」の場合
(質問2)
命題(A)「前の人の答えの真偽はつかないし、かつ正しい道は左の道ですか。」
否定命題「前の人の答えの真偽はつき、または正しい道は右の道ですか。」
か、
命題(B)「前の人の答えの真偽はつかないか、または正しい道は左の道ですか。」
否定命題「前の人の答えの真偽はつき、かつ正しい道は右の道ですか。」
質問相手が
イ) 正 直太の場合 「はい」
ロ) 嘘 月男の場合 「いいえ」
ハ) 苑 時太(本当の事を言う)場合「はい」
ニ) 苑 時太(嘘の事を言う)場合 「いいえ」
答えが「はい」の場合 正しい道は左の道。
「いいえ」の場合 正しい道は右の道。
【コメント】
「前の人の答えの真偽はつかない」とは「前の人の答えが本当かうそかの判断がつかない」という意味ですね。
するとこの三人の村人は顔見知りではないという仮定が必要ですね。
今、その仮定を認めるとしましょう。
(質問2)の命題(A)の場合は、ロ)が問題です。
ロ)嘘 月男の場合は、最初に質問された人は自分以外ですから、嘘 月男は最初に質問されたのは、
正 直太または苑 時太だとわかります。
したがって嘘 月男は、前の人の答えが本当かうそかの判断がつくはずです。
もし「はい」なら本当、「いいえ」なら嘘です。
したがって質問2の正しい答えは「いいえ」、嘘をついて「はい」と答えるはずです。
ですからどちらが正しい道なのか判断がつかないのではないでしょうか。
(質問2)の命題(B)の場合は、イ、ロ、ハ、ニの答えは正しいです。
しかし、「または」でつながっているところが問題です。
例を挙げると正しい道が右の場合でも、正 直太は「前の人の答えが本当かうそかの判断がつかない」ですから、「はい」と答えるはずです。
したがって、確定できません。
ふぅー難しい。
◆石川県 マイマイプーさんからの解答。
仮に3人をA,B,Cとする。
例えばBに対して「「Aさんは苑 時太さんですか。」と聞かれたら、あなたは「はい」と答えますか。」と尋ねてみる。
この質問で、Bが苑 時太でない場合は、Aが苑 時太かどうかを判断できる。
答えが「はい」の場合は、Aが苑 時太、
「いいえ」の場合は、Cが苑 時太である。
Bが苑 時太の場合は、後は【問題1】と同じことになるので、以下は省略。
2つめの質問は、答えが「はい」の場合は、Cに、「いいえ」の場合はA(つまり苑 時太ではない人)に尋ねる。
質問内容は清川さんと同じで、
「「左の道が正しい登山道ですか」と聞かれたら、あなたは「はい」と答えますか。」
「はい」のとき、左の道。「いいえ」のとき、右の道。
ただし、この三人の村人は顔見知りであるという仮定が必要ですね。
【コメント】
これは清川さんの解答の発展形ですが、一回目の質問がポイントですね。
◆広島県 清川 育男さんからの解答。
問題1の別解
「あなたは正 直太さんで正しい道は左かまたはあなたは嘘 月男さんで正しい道は右ですか。」
答えが「はい」の場合、正しい道は左の道。
「いいえ」の場合、正しい道は右の道。
【コメント】
これは前ほどスマートな解答ではないですが、条件を満たしています。
ひょっとして論理演算から作った解答ですか?
◆東京都 HW武士 さんからの解答。
問2
2度目の質問を、苑 時太にするのは避けたい。
それが出来れば「あなたは、正直太かつこの道で正しい または 嘘月男かつ正しくない」の質問で、ハイならその道、ノーなら逆となる。
その限定も似たような質問で出来る。
Aさんに「B嘘かつC苑 または B苑かつC正ですか」と質問する。
Aが正か嘘ならば、ハイと答えるのはCが苑のときであり、Aが苑のときを考えても、絶対にBは苑ではない。
ノーと答えたときは、絶対にCが苑ではない。
あとは、それぞれB,Cに前述の質問をすればよい。
◆愛知県の高校生 ひろ さんからの解答。
Aに「Bの人にこちらが正しい道ですか?と訪ねると、はいと答えますか?」と聞く。
◆青森県 やまけん さんからの解答。
【問題2】
2つ目の質問は「正」か「嘘」にしたいので、最初の質問で誰が「苑」かを見極めることが重要。
また苑は正よりは嘘つきで、嘘よりは正直であることに着目。
そこで1つ目の質問として、Aに「この男(B)は、もう一方の男(C)より正直か」とBを指して聞く。
?@:Aが正ならば Bが苑、Cが嘘のとき答えは「はい」、Bが嘘、Cが苑のとき答えは「いいえ」になる。
?A:Aが嘘ならば Bが苑、Cが正のとき答えは「はい」、Bが正、Cが苑のとき答えは「いいえ」になる。
上のケース?@・?Aから苑がBならばAの答えは「はい」、CならばAの答えは「いいえ」である。
よって、「はい」のときはC(指さなかった方)に「いいえ」の時はB(指した方)に聞けば、2回目の質問は苑にすることは絶対に無い。
(Aが苑のときは、BとCが正・嘘のどちらでも問題は無い。)
そのあとでB(C)に「左の道が正しい登山道ですかと聞かれたら、あなたは『はい』と答えますか。」と聞いて、「はい」のときは左の道に「いいえ」のときは右の道に行けばよい。
◆東京都 よねさん さんからの解答。
問題1は清川さんやひろさんなどから正解が出ていますので省略。
ひろさんの解答は思いつきませんでした。
何しろどちらに質問しても解答から一意に登山道が判断できるような質問を考えればよい訳ですよね。
当たり前か...。
ということは問題2は、2問目で問題1の清川さんやひろさんの質問をすれば良い状態に、1問目の質問で持っていければ良いわけです。
すなわち1問目は2問目の質問対象者から苑さんを排除できる質問をするということ。
(まぁ最終的には苑さんに質問してはだめだというのは、問題1を解く前でも直感的にわかりますね)
で、例えば1問目は「他の二人の内、どちらがより嘘をつく確率が高いですか?」と質問します。
苑さんは正さん,嘘さんのどちらをさすかわかりませんが、当然どちらかを指します。
正さんは嘘さんを、嘘さんは正さんを指します。
従って3人の内の誰に質問しても正さんか嘘さんのどちらかを指すので、
その人に2問目の解答の質問をすればOKです。