◆愛知県 Teruo Gotoさんからの解答。
【問題1】
| 1 ―― N |
循環小数は
| 1 ―― 9 | =0.111・・・・ |
| 1 ――― 99 | =0.010101・・・ |
| 1 ――― 999 | =0.001001001・・・ |
であることを使って分数にすることができる。
例
| 0.123123123・・・ |
| =0.001001001×123 |
| = | 1 ―――― 999 | ×123 |
| = | 123 ―――― 999 |
| だから、 | 1 ―― N | も |
したがって、例えば、
| 1 ―― N | = | abcdef ――――――― 999999 | であれば |
| N= | 999999 ――――――― abcdef | なので、 |
とてもおもしろい問題がたくさんあって楽しませてもらっています。
時々、Central Frolida大学の問題に挑戦しています。
例えばこのページを見てください。
【コメント】
90%正解だと思います。
一点だけ問題に思ったことがあります。
それは1/Nが循環小数であっても「分母の数字がすべて9の分数で表すことができる」とは言えないことです。
例えば0.00232323・・・といった循環小数は、分数だと23/9900です。
したがって1/Nが、小数点以下の一桁目から循環する小数であることを証明する必要があります。
ぜひ修正してみてください。
【東京都 城 あさみさんからのコメント】
1/Nが、小数点以下の一桁目から循環する小数であることを証明する必要があるのではなくて(実際に循環しない場合がある)、
分母が99・・9900・・00となることもあり得ることを考慮して証明を修正すればいいと思います。
(証明)
| 1 ―― N | は、ある循環小数になるから、 |
| 1 ―― N | = | χ ―――――――――――――― 999・・999000・・・000 |
従って
N×χ=999・・・999000・・・000となるが、
Nは2,5のどちらとも互いに素だから
9999・・・999の約数でなければならない。
換言すれば、Nを何倍かすれば9並びの数にすることができる。
◆東京都 城 あさみさんからの解答。
【問題1】
9 ………… 一列目
99 ………… 二列目
999 ………… 三列目
9999 ………… 四列目
99999 ………… 五列目
…
…
…
…
999999………999999 …N列目
(a):ある列がNで割り切れるとき
これは何も言うことなし
(b):どの列もNで割り切れないとき
各列をNで割った余りは「1〜N−1」のどれかであり、N−1通りの余りに対して N個の列があるから、ある2つの列をNで割った余りは一致する。
双方を差し引くと
99999………99999×1000……000となり、これはNで割り切れる。
そして、Nと1000……000とは互いに素(共通な因数を持たない)なので
9999………99999はNで割り切れねばならない。
つまり換言すれば、Nを何倍かしたら
9999………99999になる。
更にいうと、オイラーの定理を使えば一発です。
10φ(N)≡1(modN) (φはオイラー関数)
故に、ある99999………99999はNで割り切れる。
【コメント】
これもまた鮮やかな解答ですね。
私はもう少し力技での証明を考えていました。
◆石川県 マイマイプーさんからの解答。
上の解答を参考にしました。
【問題2】1234567890 ………… 一列目
12345678901234567890 ………… 二列目
123456789012345678901234567890 ………… 三列目
…
…
…
…
12345678901234567890………1234567890 …A列目
(a):ある列がAで割り切れるとき
これは何も言うことなし
(b):どの列もAで割り切れないとき
各列をAで割った余りは「1〜A−1」のどれかであり、A−1通りの余りに対して A個の列があるから、ある2つの列をAで割った余りは一致する。
双方を差し引くと
1234567890………×100……000となり、これはAで割り切れる。
換言すれば、Aを何倍かしたら
1234567890………×100……000になる。
【コメント】
これもまた「鳩の巣箱の原理」を使った解答ですね。
「N箱の巣箱に(N+1)羽の鳩を入れるとすると、ある巣箱には2羽以上の鳩が入る」という当然のような原理ですが、かなり応用が広いですね。
他にもこの原理を使った面白い問題をご存じの方は、ぜひお知らせください。
◆栃木県の高校生 うひょーさんからの解答。
【問題1】
n−1個の9からなる999・・・999は、
10n-1−1と置ける。
これがnで割り切られる条件を合同式で表わすと、
10n-1−1≡0(mod n)
つまり、10n-1≡1(mod n)−@
フェルマーの小定理より、nと10が互いに素なので、@の式は成り立つ。
よって題意は証明された。
これが本当にあっているのかどうかあまり自信がないけど、
100・・・000−1のアイディアが気に入ったので、とにかく送ってみることにします。
【コメント】
みごと正解です。
フェルマーの小定理を知っていれば、この解答が一番鮮やかですね。
【東京都 城 あさみさんからのコメント】
フェルマーの小定理はnが素数でなければ成り立ちません。
従って、それの拡張であるオイラーの定理を使うべきなのですが、実は、私の解答の最後のおまけ部分に、すでにコメントしてあります。
◆東京都の中学校1年生 安里歩安彼 さんからの解答。
【問題1】
10とNが互いに素ならば
10n≡1(mod N)
となるnが存在します。(証明略)
よって、10n−1をNで割った物をNにかければ、
求めたい99…9が得られます。
【問題2】
任意の数Nを何倍かして、1を含む数を作るのは容易なことです。
同様に、1〜9のすべての数について、それぞれの数を含むNの倍数を作るのは容易なことです。(証明略)
さて、今、1〜9までのある数xを含むNの倍数をNxとし、
Nxの桁数を、Mxとすると、
N1+10M1×N2+10M1+M2×N3+…+10(M1+…M8)×N9が、求める数である。