『にせ金を探せ Part5』解答


◆愛知県 Y.M.Ojisan さんからの解答。

【答え】 3回

【記号定義】

袋の番号を1〜Nとし、P番目が偽とする。
本物の重さx、偽物の重さx+yとする。
y≠0

表記:[P=Mの場合|P<Mの場合|P>M  i.e.M以下に偽物なしの場合]
ここで Nが奇数のとき M=N
Nが偶数のとき M=N−1 とする。
なお N>2であるのでM-1>0である。

【方法】

(計測1)
M番の袋の1個の重さを計測
1=[x+y| x      | x ]

(計測2)
1〜M−1番の袋から1個ずつ取り出し計測値平均
2=[x | x+y/(M-1)  | x ]

(計測3)
1〜M−1番の袋から袋の番号個数ずつ取り出し計測値平均
3=[x | x+2Py/M(M-1) | x ]

M>P(≧1) のとき Mは奇数なので 2P≠M。
即ち W2≠W3 である。

(判定1)
2=W3≠W1ならば P=M である。

なお、x=W2 x+y=W1

(判定2)
2≠W3ならば
P=M
2
* W3-W1
W2-W1
である。

なお、x=W1 x+y=W1+(M-1)(W2-W1)

(判定3)
W2=W1(=W3) ならば P=Nである。

なお、x=W1 x+y=?

全部一致するのはM以下に偽物なしであり、Nが偶数の場合にだけ適用。


【出題者のコメント】

正解です。
私の考えていた方法とほとんど同じです。

つけ加えるとすれば、(問題では要求していませんが、)Nが偶数の場合でもニセ物の重さを求めることが可能な事です。

もし、気が向いたらその方法も考えてみて下さい。


◆愛知県 Y.M.Ojisan さんからの解答。

EXCELをお持ちの方はEXCELのデータでご覧ください。

3回 下図のように計測する。

x:本物重さ  y+x:偽物重さ

W=(N-1)(N-2)
2
 とおく。

P:偽物袋番号とするとき表の関係になる。

次に、紫計測値ー青計測値
紫計測値−W×緑計測値を計算する。

このとき、y,Py,(N-2)y,-WyはN>2なので全て0ではない。
従って、まず、Pの範囲を下表の3種に分類できる。

  1. 紫−青のみ=0の場合

    P=Nである。
    従って偽物の重さは x+y=緑計測値
    本物の重さは x=紫計測値/W

  2. 紫−W緑のみ=0の場合

    P=N−1である。

    従って偽物の重さは
    x+y=青計測値−紫計測値
    N−2
    +緑計測値

    本物の重さは x=緑計測値

  3. その他の場合

    P=1〜N−2である。

    従って偽物の重さは
     x+y=(紫計測値−青計測値)+緑計測値

    本物の重さは x=緑計測値

    これよりPは計算で求まり
    P=紫計測値−W×緑計測値
    紫計測値−青計測値

(*)なお、その他の中で、両方0場合として
本物だけ(:y=0)の場合を区別することも可能。

【感想】

とても良い問題だと思います。
今後数学パズル系の本に取り上げられるのでは。?

残念なのはコインの数がNでなく、N-2個で良いことです。
でも制限無しにすると別の方法が出てきますね。

因みに別方法の1つは
「A=各一個、B=各袋番号個、C=各袋番号2乗個ずつ」と言う方法です。

結論だけ書くと

3(N2-1)Q2+{6(N+1)-6C-(2N+1)(N+1)A}Q+{AC-B2}=0

なるQの2次方程式の小さいほうの解Qをもとめ

x=6Q/N
y=A-Nx
P=(B-Nx(N+1)/2)/y

で求まります。


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