『平行四辺形は何個?』

『平行四辺形は何個?』解答


◆静岡県 ヨッシーさんからの解答。

 

図のように、60度の角が上下方向に向いているものを数え、3倍します。

上の頂点から、左下、右下に伸びている辺の長さで、m×nのように表します。
1辺tの正三角形では、t≧m+nの平行四辺形が出来ます。

【問題1】1辺が3

1×1・・・3×(1+2)=9個
1×2・・・3×1    =3個
2×1・・・3×1    =3個   計15個

【問題2】1辺が4

1×1・・・3×(1+2+3)=18個
1×2・・・3×(1+2)  = 9個
1×3・・・3×1      = 3個
2×1・・・3×(1+2)  = 9個
2×2・・・3×1      = 3個
3×1・・・3×1      = 3個   計45個

【問題3】1辺が5

1×1・・・3×(1+2+3+4)=30個
1×2・・・3×(1+2+3)  =18個
1×3・・・3×(1+2)    = 9個
1×4・・・3×1        = 3個
2×1・・・3×(1+2+3)  =18個
2×2・・・3×(1+2)    = 9個
2×3・・・3×1        = 3個
3×1・・・3×(1+2)    = 9個
3×2・・・3×1        = 3個
4×1・・・3×1        = 3個   計105個

【問題4】1辺がN

1辺がkのときとk+1の時を比較すると、

3×{1+(1+2)+(1+2+3)+・・+(1+2+3+・・+k)}個
増えます。

つまり、1辺がkの時の平行四辺形の個数をSkとすると、

k+1−Sk

=3×k
Σ
m=1
{m
Σ
n=1
n}

=3×k
Σ
m=1
m(m+1)
―――――

k(k+1)(k+2)
―――――――――

1=0より、

 SN

=S1N-1
Σ
m=1
m(m+1)(m+2)
――――――――

(N−1)N(N+1)(N+2)
―――――――――――――

計 (N−1)N(N+1)(N+2)
―――――――――――――


【コメント】

 この問題はそうとう難問かと思ったのですが、すばらしいです。
実は解答がこないのではないかとあきらめていました。
かなり美しい解だと思うのですが、どうでしょう。


◆広島県 清川 育男さんからのコメント。

実にスマートな解答で見惚れていましたが、そのうち以前、見た式に似ていることにきずきました。
正三角形の個数」の問題です。

「正三角形の個数」のときはNは石の個数で、「平行四辺形の個数」のときはNは辺の個数ですから、(+1の関係にあります。)単純に比較は出来ないですね。
しかし、分子がピッタリ一致していたものですから驚きました。

平行四辺形の個数をB(n)、正三角形の個数をA(n)とするとき、

B(n)=3×A(n-1),n≧2,A(1)=1

やはり何か関係がありそうです。
出題の意図もこのことを踏まえておられるのでしょうね。


【コメント】

 もちろん、それを考えての出題です・・・。といいたいのですが、最初に答えが一致することを見つけたのは単なる偶然です。
別々に考えていた問題の解が一致して、私も驚きました。
一応、両方ともオリジナルの問題なのですが、どこにでもありそうな問題ですから類題もあるかもしれません。
だれか関係を明解に示してくれないかなぁ。


 『平行四辺形は何個?』へ

 数学の部屋へもどる