『高校生からの挑戦状Part50』解答


◆大阪府 電電虫 さんからの解答。

【問題2】

p=a2n+1+b2n+1
=(a+b)(a2n-a2n-1*b+…+a2*b2n-2-a*b2n-1+b2n)

のかたちになるので

a2n-a2n-1*b+…+a2*b2n-2-a*b2n-1+b2n

が1のときのみpが素数になる。

a≧bとしても一般性を失わない

a2n-a2n-1*b+…+a2*b2n-2-a*b2n-1+b2n
=a2n-1*(a-b)+a2n-3*b*(a-b)+…+a*b2n-2*(a-b)+b2n
≧b2n

となるので、1になる条件はa=b=1のときのみである。

以上より条件を満たすのはp=2のときだけである。

【問題4】

最長の辺によって何種類の三角形ができるかを考える

他の二辺をa,b(a<b)とおく

(1)最長の辺の長さが偶数の時
(2kとおく。k=1,2,…500)

辺の組み合わせは下記のとおりである。

a b
2 2k-1
3 2k-2,2k-1
4 2k-3,2k-2,2k-1

:  :

k k+1,k+2,…,2k-2,2k-1

つまり k-1

i=1
i 種類の三角形ができる。

(2)最長の辺の長さが奇数の時
(2k-1とおく。k=1,2,…500)

(1)と同様にして k-2

i=1
i 種類の三角形ができる。

(1)(2)より三角形の種類は
500

k=1
k-1

i=1
i + 500

k=1
k-2

i=1
i =41541750

よって三角形は41541750種類できる。


◆宮城県 甘泉法師 さんからの解答。

【問題1】

半径1の円に外接する三角形ABCの面積Sは

S =cot( A
2
)+cot( B
2
)+cot( C
2
)
=cot( A
2
)+cot( B
2
)+tan( A
2
+ B
2
)
= αβ(α + β)
αβ-1

ここで α=cot( A
2
)、β=cot( B
2
)

極値を考える
∂S
∂α
= {(α2-1)β - 2α }β
(αβ-1)2
=0
から β =
α2-1

同じく ∂S
∂β
 から α =
β2-1

これから α2 = β2 = 3

よって A=B=C=60°のときが最小で値は3

【問題3】

n≧2 個の連続する正の整数の和は次のようにあらわせる。
a + (a+1) + (a+2) + ... + (a+n-1) = 1
2
n( 2a + n - 1 ), a≧1

式から奇数すなわち2以外の素数を因数に持つことがわかる。

2以外の素数pを因数にもつ数 pM は 上式で
n = p, a = M - p-1
2
 とあらわせる。


Mが2以外の素数を因数にもつ場合は、一般性を失わすにp≦qとでき
a≧1になるので、pMは連続する数の和である。

M=2q  q≧0 の場合は

a = M - p-1
2
≧1 ならば上の議論で連続する数の和。
a = M - p-1
2
<1 つまり 2q+1<p ならば、
あらためて 
n = 2q+1, a = p - 2q+1+1
2
≧1ととり直し
pMは連続する数の和であることがわかる。

よって数が2より大きな素数を因数にもつことと連続する自然数の和で表せることは同値。

よってn≧2の連続する正の整数の和であらわせない数は 2m である。
1000以下で最大なのは 29 = 512.


 『高校生からの挑戦状Part50』

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