◆神奈川県 泥棒 さんからの解答。
【(a)〜(c)について】
一辺がnの立方体において、立方体の頂点を含む単位立方体を一つ選ぶ。
(立方体の8隅のうち一つを選ぶ。)
次に、その単位立方体を含んだ、立方体の対角線上にある単位立方体を順に選ぶ。
(n個の単位立方体を選んだことになる。)
そうすると、n3個の単位立方体のどれを選んでも、問題文の操作によって引かれた直線の少なくとも一本が貫通する。
◆愛知県 YMOjisan さんからの解答。
【a-bの解答】
n=2,3,4,5,10 の場合の最小単位立方体数を下表に示す。
選択した単位立方体をシュリンク立方体で、その他の単位立方体を茶色の球で、直線をパイプで示している。
| n | 2 | 3 | 4 | 5 | 10 |
| 最小数 | 2 | 5 | 8 | 13 | 50 |
| 配置図 | ![]() |
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【上限値と(b)の証明】
n=2〜5はPCによる「しらみ潰し」によっても短時間に最小値であることが確認可能である。
ここでは上限値がCeil(n*n/2)あり、n=10の場合、その値:50個が最小であることを背理法で証明する。
| 図1 三鼎体の組み合わせ | 図2 要部内の種の配置 |
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☆(b)n=10の証明
| 図3−1 | 図3−2 | 図3−3 |
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【c (偶数)】
nが偶数の時 2m2 である。
ここでn=2m
∵(b)の証明と同様、「種」の数が2m2−1で可能であったとする。
すると、これらをうまく分散させても、少なくとも1層は「種」の数がm個未満である。
従って上図黄色相当部分は p×q (p、q≧m+1)であり、[赤+緑]の部分をカバーするのに使用できる「種」の数は
2m2−1−p×qである。
一方[赤+緑]の部分は(2m−p)×(2m−q)である。
その差を計算すると 1+2(p−m)(qーm)であってp、qの範囲からその差≧3である。
つまり少なくとも3本の空棒が[赤+緑]領域に存在している。
一本の空棒に着目したとき、その2mセルを全てカバーするには、その空棒を含む行又は列上の「種」を2m個にしなければならない。
層方向に射影したとき、空棒を除くセルは2m−4個以下である。
従って、最低4個の「種」が射影セル上で重複しなければならない。
このことは、この空棒を含まない別の行または列に空棒が4個追加されることを意味する。
この操作は際限が無くしばらく倍倍ゲームである。
領域が有限であることから、いずれ既に重複した「種」により2m個丁度にすることに寄与する行か列に戻ってくる。
この場合は、新たに追加された空棒を埋めるために必要な新空棒は必ず4個ではなく、最低1個である。
いずれにしても追加する必要があり、終わりがない。
即ち[赤+緑]の部分の有限性に反する。
【c (奇数)】
nが奇数の時 2m2+2m+1 である。
ここでn=2m+1
∵(b)の証明と同様、「種」の数が2m2+2mで可能であったとする。
すると、これらをうまく分散させても、少なくとも1層は「種」の数がm個未満である。
従って上図黄色相当部分は p×q (p、q≧m+1)であり、[赤+緑]の部分をカバーするのに使用できる「種」の数は
2m2+2m−p×qである。
一方[赤+緑]の部分は(2m+1−p)×(2m+1−q)である。
その差を計算すると (1+(2p−2m−1)(2qー2m−1))/2であって
p、qの範囲からその差≧1である。
つまり少なくとも1本の空棒が[赤+緑]領域に存在している。
一本の空棒に着目したとき、その2m+1セルを全てカバーするには、その空棒を含む行又は列上の「種」を2m+1個にしなければならない。
層方向に射影したとき、空棒を除くセルは2m−2個以下である。
従って、最低3個の「種」が射影セル上で重複しなければならない。
このことは、この空棒を含まない別の行または列に空棒が3個追加されることを意味する。
この操作は際限が無くしばらく倍倍ゲームである。
領域が有限であることから、いずれ既に重複した「種」により2m+1個丁度にすることに寄与する行か列に戻ってくる。
以下偶数と同様であり、両者をまとめると、一般に先に示した上限値が最小値であるといえる。
即ち 「種」の数の最小値はCeil(n2/2)である。
【感想】
BBSでPOV-Rayが話題になったので久しぶりに使ってみました。
自分でいうのも変ですが、問題同様よくできていて、綺麗なCGが描け、感心します。