『マジック三角錐』解答


◆広島県 清川 育男 さんからの解答。

【問題3】

一辺の和をMとする。
頂点をA,B,C,Dとする。

3(A+B+C+D)+E+F+G+H+I+J=6M...1)
A+B+C+D+E+F+G+H+I+J=55...2)

1)-2)

2(A+B+C+D)=6M−55...3)

左辺は偶数。右辺は奇数。
3)を満たす整数はない。

答え 不可能です。  


【コメント】

ご指摘の通り、パリティを考えれば不可能ですね。
問題1,2については、ある2つの解からの変形で全ての解が得られます。
でもコンピュータの方が早いかもしれません。


◆広島県 清川 育男 さんからの解答。

【問題2】

使用しない数をχとする。
1+2+3+4+5+6+7+8+9+10+11=(1+11)×11/2=66

3(A+B+C+D)+E+F+G+H+I+J=6M....1)
A+B+C+D+E+F+H+I+J+χ=66....2)

1)-2)
2(A+B+C+D)-χ=6M-66....3)

右辺は偶数であるから、
χ=2×χ1....4)
使用しない数は偶数(2,4,6,8,10)でなければならない。
1≦χ1≦5....5)

4)式を3)式に代入して整理すると、
M=(A+B+C+D-χ1)/3+11....6)
(A+B+C+D-χ1)/3≧3....7)

7)式から、
M≧14....8)

可能であれば最小の辺の和は、M=14

実際に構成してみる。
頂点の数を、1,2,3,5
使用しない数を4 (X1=2)とする。

1+2+3+5−2=9
9/3=3
M=3+11=14

図がかけないので、連想して下さい。

1+11+2=14
2+9+3=14
3+6+5=14
1+8+5=14
2+7+5=14
1+10+3=14

1,2,3,5は3回使用されている。
他のものは1回使用されている。

上記のように実際に構成できるので最小の辺の和は14となる。

 答え 14。

問題2、問題3から奇数は必ず使用しなくてはならないことがわかる。


【コメント】

みごと正解です。
14になる場合は3通りあります。(たぶん)
探してみてください。


◆広島県 清川 育男 さんからの解答。

【問題3】

頂点に入る数と辺の和

1)2を使用しない場合
 1,3,4,5  (15)
 1,6,7,8  (18)
 3,6,9,10 (20)
 4,7,9,11 (21)
 5,8,10,11(22)

2)4を使用しない場合
 1,2,3,5  (14)*
 1,6,7,9  (18)
 2,6,8,10 (19)
 3,7,8,11 (20)
 5,9,10,11(22)

3)6を使用しない場合
 なし。6は必須のようです。

4)8を使用しない場合
 1,2,3,7  (14)*
 1,4,5,9  (16)
 2,4,6,10 (17)
 3,5,6,11 (18)
 7,9,10,11(22)

5)10を使用しない場合
 1,2,4,7  (14)*
 1,3,5,8  (15)
 2,3,6,9  (16)
 4,5,6,11 (18)
 7,8,9,11 (21)

6は必須のようです。辺の和は14〜22のようです。
6が必須であることの証明はまだです。


【コメント】

ようやく全ての解が尽くされていることを確認できました。
これらの解の中には2つのグループがあるのですが、わかりますか。


◆静岡県 ヨッシー さんからの解答。

6が必須の証明は、清川さんにおまかせするとして、おいしいとこだけ(^^;
8を使わない場合で1つのパターンが見つかったとします。
これに対し、1つの面に対し、頂点の数と、対辺の数を入れ替えます。
(操作1とします)

問題の例だと、CとF、DとG、EとJを入れ替えます。
この操作で別のマジック三角錐ができます。

理由

C+J+G=C+D+E より、
J+G=D+E
J−E=D−G
C+D+E=E+F+G より、
C+D=F+G
D−G=F−C
以上より、J−E=D−G=F−C

このとき、入れ替えによる変化量は

A+B+C → A+B+F F−Cだけ増加
A+I+E → A+I+J J−Eだけ増加
A+H+G → A+H+D D−Gだけ増加
C+J+G → C+J+D D−Gだけ増加
C+D+E → D+E+F F−Cだけ増加
E+F+G → F+G+J J−Eだけ増加
となり、どの辺も、変化量は同じとなり、元の三角錐がマジック三角錐なら、変換後の三角錐もマジック三角錐になります。

この操作を、三角錐の4面に対して行うと、元のと合わせて5通りのマジック三角錐ができます。

さらに、各数を12から引いた数に変える(1→11,2→10,・・・11→1:操作2とします)と、 4を使わない場合のマジック三角錐ができます。

また、2を使わない場合のマジック三角錐が1つ見つかったら、操作1により5通り、操作2によって、10を使わない場合の5通りを見つけることができます。


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