『1999 Part5』解答


◆広島県 清川 育男 さんからの解答。

プログラムを組んで求めました。

誤差があるので範囲を広げてみました。
N=1511〜2176 の範囲で、求める数は5となる。

したがって、N=1999のとき、5であることは間違いないと思います。

 答え 5


◆富山県 N.C さんからの解答。

今回、この問題の解答の当りをつけるために少々パソコンを使いました。

# 以下、sqrt(*)は(負でない)平方根です。

まず、表計算ソフトでa1〜a100を両対数グラフにプロットしてみました。

そうすると
log10(an)≒0.5log10(n)+0.15であることに気付きます。

ここでlog10(2)≒0.3ですから
n≒sqrt(2n) と予想されるわけです。

このことは表計算ソフトで
nとsqrt(2n)を表にして比べるとすぐ確認できます。

後は、この線にそって解析的に求めてみました。

n n2
――――
と置くと、

2=2、

n+1=bn+1+
――――
4bn

となるので、まず、数学的帰納法を用いて

(ア)n>2のとき

n=n+ 1

4
( 1
――
2
1
――
3
+...+ 1
―――
n-1
)

が証明できます(証明略)。

この式から、すぐに

(イ)n>2のとき bn>n

が導かれ、また、

1
――
2
1
――
3
+...+ 1
―――
n-1
1
――
2
1
――
3
+...+ 1
―――
n-1
<loge(n-1)  …(※)

ですから(※証明略)、

(ウ)n>2のとき
n<bn<n+ 1
――
4
loge(n-1)

となり、an=sqrt(2bn)に当てはめれば

(エ)n>2のとき
sqrt(2n)<an<sqrt(2n+ 1
――
2
loge(n-1))

を得ます。

随分、大雑把な評価なのですが

1998<211<e11(eは自然対数の底)なので

loge(1998)<11<12であることを用いると

n=1999のとき
sqrt(3998)<a1999<sqrt(4004)

が得られます。

今、552=3025、662=4356ですから、

55<a1999<66

従って、[ 1999
――――
11
]=5
となります。

#(ウ)を導く途中の不等式(※)を

1
――
2
1
――
3
+...+ 1
―――
n-1
<loge(n)− 1
―――
2n
−(1−γ)

#(γ=0.577...オイラーの定数)
#とここだけ精度を上げても大差なし(^^;)。残念!

せっかく、手計算で評価するのですから、
nやbnの一般項が代数的に求まればよいのですが良いアイデアがでません。
まあ、大雑把な評価でしたがそれなりに求まりましたので、これで良しとして下さい。


◆出題者の滋賀県 ippei さんからの解答。

k+12=ak2
――――
k2
+2...(1)

(1)をk=1からk=1999まで加えると

19992
=a12 1998
Σ
k=1

――――
k2
+2・1998
=3998+ 1998
Σ
k=2

――――
k2


3998<a19992<3998+ 1

4
1998
Σ
k=3

――――
k2

3998<a19992<3998+ 1

4
4
――
25
・1996

3998<a19992<4317.61

よって

63.2<a1999<65.708…

∴5.74…< 1999
――――
11
<5.97……

したがって
1999
――――
11
=5

この問題解いて下さった方に敬意を表します。


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