『1999 Part13』解答


◆広島県 清川 育男 さんからの解答。

【問題1】

4乗であるのでχ1〜χ14は負でない整数としてもよい。

4=2401 であるから、
0≦χ1〜χ14≦6 でなければならない。

4=0
4=1
4=16
4=81
4=256
4=625
4=1296

χ14〜χ144
0,1,16,81,256,625,1296のいずれかでなければならない。

0がA個、1がB個、16がC個、81がD個、
256がE個、625がF個、1296がG個とする。
A,B,C,D,E,F,Gは負でない整数。

A+B+C+D+E+F+G=14 ........................(1)
B+16C+81D+256E+625F+1296G=1999...........(2)

14元4次不定方程式と同値になると思います。

A=0 のとき
1+16+81+256+625+1296=2275>1999

したがって、A≠0でなければならない。

16+81+256+625+1296=2274>1999
B≠0でなければならない。

81+256+625+1296=2258>1999
C≠0でなければならない。

256+625+1296=2177>1999
D≠0でなければならない。

したがって、3<A<11でなければならない。

また0≦E<8,
0≦F<4,
0≦G<2でなければならない。

1)G=1のとき
A+B+C+D+E+F=13
B+16C+81D+256E+625F=703

イ)F=1のとき
A+B+C+D+E=12
B+16C+81D+256E=78
D=0,
E=0,
5<A<11

A+B+C=12
B+16C=78
15C=66+A

C=5,A=9,B=-2
これは不適。
したがってF≠1である。

ロ)F=0のとき
4<A<11
A+B+C+D+E=13.......................(3)
B+16C+81D+256E=703.................(4)

(4)-(3)
15C+80D+255E=690+A
5(3C+16D+51E)=690+A

i) A=10
B+C+D+E=3

これは矛盾である。

ii) A=5
B+C+D+E=8........................(5)

(4)-(5)
15C+80D+255=695
3C+16D+51E=139..................(6)

3(C+17E)+16D=139..................(7)
D=1
C+17E=41

E=2,C=9 C+D+E=13
これは矛盾。

D=4
C+17E=25

E=1,C=8
C+D+E=13
これは矛盾。

D=7
C+17E=9
これは矛盾。

イ)、ロ)からG≠1である。   

2)G=0のとき
4<A<11
A+B+C+D+E+F=14......................(8)
B+16C+81D+256E+625F=1999............(9)

(9)-(8)
15C+80D+255E+624F=1985+A
5(3C+16D+51E)+624F=1985+A

イ)F=1のとき
A+B+C+D+E=13
5(3C+16D+51E)=1361+A

i)A=4
B+C+D+E=9
3C+16D+51E=273
3(C+17E)+16D=273
D=3
B+C+E=6
C+17E=75
16E=69+B

E,Bは存在しない。

D=6
B+C+E=3
B=C=E=1
1+16+81*6+625=1128
これは不適。

ロ)F=2
A+B+C+D+E=12
5(3C+16D+51E)=735+A
A=5
3C+16D+51E=148
B+C+D+E=7
3(C+17E)+16D=148
D=1
C+17E=44
B+C+E=6
16E=38+B
E,Bは存在しない。

ハ)F=3
A+B+C+D+E=12
5(3C+16D+51E=113+A
A=2
3C+16D+51E=23
C,D,Eは存在しない。

A=7
3C+16D+51E=24
C,D,Eは存在しない。

イ)、ロ)、ハ)からG≠0である。

1)、2)から(1)(2)を満たすA,B,C,D,E,F,Gは存在しない。
ゆえにχ1〜χ14は存在しない。 

7元1次不定方程式に還元するのだろうと思いますが、それが解を持つための必要十分条件でスマートに解決する方法があるのでしょうね。
網が破れているかもしれません。


◆広島県 清川 育男 さんからの解答。

【問題1】

4乗であるから簡単にするために、
χ1〜χ14は負でない整数と考えてもよい。

4=2401 であるから、
χ1〜χ14は0〜6でなければならない。

4=0,
4=1,
4=16,
4=81,
4=256,
4=625,
4=1296

χ14〜χ14
0,1,16,81,256,1296のいずれかである。

ここで16の剰余で考える。

右辺=1999≡15 (mod 16)

   0≡0 (mod 16)
   1≡1 (mod 16)
  16≡0 (mod 16)      
  81≡1 (mod 16)
 256≡0 (mod 16)
 625≡1 (mod 16)
1296≡0 (mod 16)
したがって、16の剰余で考えると、
χ14〜χ144は0か1である。

仮にχ14〜χ144の16の剰余がすべて1としても、

1×14=14≠15

ゆえに左辺の16の剰余は15になることはない。

したがって、χ1〜χ14の整数解は存在しない。


◆東京都 千葉 英伸 さんからの解答。

【問題2】

与えられた楕円が、一般の

χ2
――――
2
2
――――
2
=1・・・(1)

の場合で計算してみる。

正方形の1辺の方程式を

y=χ+m・・・(2)

として、(1)に代入し、χで整理すると、

(a2+b22+2a2mχ+a22−a22=0
(1)と(2)は接しているので、この方程式は重解を持つ。よって、

(a2m)2−(a2+b2)(a22−a22)=0

これを展開すると、おもしろいように整理されて、

2=a2+b2

という結果が得られる。

従って正方形の1辺の長さは

ちなみに、円の場合には
a=b=r なので、
円に外接する正方形の1辺の長さは2r、つまり直径と等しくなる。

この問題の場合には1辺の長さは

となる。


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